「道の教職員の集い」は6月13日に教務支庁で総会を開き、9名が参加した。コロナ禍で開催が危ぶまれ、本部の運営委員の派遣もなかったが、その代わり、練り合いの時間を十分に取ることができ、充実した会となった。
午前中は総会と、参加者の近況報告を行った。総会では「夏の学習会」(黒門塾)の中止と、来年の「高校入試直前学習会」の実施の可否を11月までに判断することを決定した。近況報告では初めてといってもいいくらい、ゆっくり発表の時間が取れたので、いろいろと参考になった。コロナ禍で今までの生活を振り返り、ピンチをチャンスに変えた取り組みなども発表された。
午後は練り合いをし、日頃の思いを出し合った。その中で話題の中心になったのは「どうしたらお道を信仰する現職の教職員を、この会に導くことができるか」という点だった。若手の教員は誰もが実践力に悩んでいるので、私たちは教えに基づいた素晴らしい実践を伝えなければならない。30年くらい前は会員の数も多く、職場での横のつながりもあったが、今は身の周りにお道の教職員は皆無である。
集いの会員も減少の一途をたどっているが、今回のように参加者が率直に話し合える機会を設定し、自信を持って参加を呼びかけていかなければならないことを改めて感じた。(報告 山口道弘)