シンポジウム「教会発展の道標」(南部・北部・中央)

■南部ブロック

 石橋文化センター共同ホール(久留米市)を会場に67名の参加者が集う中、三年千日活動をさらなる勇み心で「今までよりプラス1」を目指し、ブロック内にてご活躍の3組のパネリストを迎えて開催されました。
 生死をさまよう不慮の事故に遭いながらも、ない命をたすけていただいた神様への感謝から信仰に磨きをかけ、こども会や子ども食堂などを通して地域に根ざす教会へと邁進される教会長夫人。信者子弟から教会長となり、住み込み人のおたすけを通して真摯にひながたをたどる夫婦の姿。教会の次男として生まれ、社会働きから一念発起、両親の姿に感銘を受け道一条となり、地域の特性を生かした活動に励む教会長後継者など、パネリストの経験や活動の中から、自分にもやれることはないだろうかと、真剣に耳を傾ける受講者の姿が印象に残りました。
「年祭活動に向けて勇気を頂いた」「一歩前に踏み出そうと思う」など、さらなる勇み心を胸に、新たなる三年千日活動の糧となったことと思います。(報告:中隈 禎昌)

■北部ブロック

 初春のさわやかなお日和の下、西鎮分教会和楽ホールを会場に開催(PM2:00〜3:30)。125名が受講しました。
 3人のパネリスト(楓省二氏・柳分教会長、竹下佳孝氏・紅大分教会長、﨑田はつえ氏・豊筑分教会長夫人)が登壇。自己紹介の後、それぞれの布教やおたすけ活動を紹介。くしくも、3人とも福岡県外出身であり、また現在、里親をしているという共通点もあり、里子の養育を通しての現場でのおたすけ話で盛り上がりました。
 さらには年祭活動でいかに活動を展開させるか、課題も併せての話に、受講者にとっては今までの動きから「プラス1」を考える良い機会になったことでしょう。
 最後に、総合司会の是則・小倉支部長より、今年10月から5回にわたり開催される「ようぼく一斉活動日」についての紹介を行いました。(報告:吉福 新太郎)

■中央ブロック

 中央ブロックのシンポジウムは、福岡教務支庁を会場に開催され、受講者数は54名でした。
 3名のパネリスト(永吉美砂子氏・西北分教会ようぼく・医師、加藤大明氏・鶴峰分教会後継者、安部直子氏・博多分教会長夫人)の話は、日常のおたすけ活動の紹介から始まり、更生保護活動や鼓笛隊活動、または独自に行っている布教活動を通して、ご守護のありがたさや取り組みの中で苦労した話を、コーディネーターが進行役として話題を進めました。
 それぞれの活動内容は異なっても、根本は御教えの実践であり、すべては「教祖のひながたをたどる」年祭活動の励みになる話ばかりでした。(報告:原口 実)