10月31日小春日和の中、教務支庁を会場に「第7回葬儀勉強会」を開催した。
今回は、前回に続いて講師に祭事部﨑田主任、並びに﨑田はつえ先生にお勤めいただいた。
午前の部「告別式」は、﨑田主任に斎主を﨑田はつえ講師は司会進行をお勤めいただき、式次第の動きごとに区切りその都度質疑応答を設けて実演形式で進めていただいた。儀式所作や進行の参考事項に加えて装束、玉串の扱いをはじめ、特に葬儀に臨むにあたり「喪主側との式前打合せ」に時間をかける大切さについて葬儀参考資料を基に教示いただいた。
午後の部は分科会を行い﨑田主任にA「諄辞の書き方・読み方」を、﨑田はつえ講師にはB「出直しの一報を受け葬儀の進め方とご遺族との寄り添い方」を学びの場としてお勤めいただいた。分科会Aは、作成していただいた諄辞テキストを使用して、現在の社会事情に応じた文言の提案や、読み上げる声量のあり方など実演から学ぶ時間となった。また、分科会Bは出直しの一報への丁寧な対応や事前準備の大切さを豊富な経験実例を交えて、葬儀が信仰を伝える貴重な機会となる点を受講者一同学ぶ時間となった。29名の受講者は皆熱心に聞き入り、広く質問意見が交わされるなか約4時間にわたる勉強会を閉会した。(報告 森原一生)