福岡教区では、13日夜発足した、「教区災害対策委員会」を軸に、教会本部の「天理教災害救援対策本部」からの指示に基づいて、刻々と変わる被災地の状況を見極めながら、救援活動を始めている。4/11現在、義援金・募金をよびかけ中であり教区管内の真実を結集させて頂く上に、教会を通じて協力態勢をつくっています。お預かりした「募金」は、教会本部を通じて被災地へ届けられます。
義援金募金(救援募金) 3月16日から開始 募金期間 3/16~9月末日まで (約半年間) 10/4回収までとする
回収方法 一旦支部でまとめて、教務支庁へお届けいただく(受領証を発行いたします) ※「義援金袋」配布-4/4
災害救援ひのきしん隊「教区隊」派遣に関して
去る4/1、本部「災害救援対策本部」より出動要請をうけ、教区対策会議にて緊急協議の結果、4/2先発隊員6名を、岩手県・遠野市(拠点)へ派遣。次いで、4/4、崎田隊長以下4名が、後続隊として出動し、計10名が「第一次福岡教区隊」として、まだ寒さ厳しい中を被災地での救援活動にあたり、重機3台・4tダンプ3台を駆使して懸命な復旧作業(公共施設などでのガレキの撤去など)を行い、4/10福岡に戻ってきました。教区を代表して現地に赴いて作業にあたった隊員並びに、ご家族のみなさまに対して、おねぎらいとお礼をいたします。本当にごくろうさまでした。
以下、隊員名簿を記す 崎田正一郎 村上勢津郎 宮崎候宜 高場正純 半田桂一 安川正裕 田原太郎 水上守人 岩橋勝彦
楓省二 以上10名
出動先 岩手県遠野市保養センタ-(宿営地) 釜石市内被災地にてガレキの撤去など(作業現場)
今後の予定 出動期間 5/12~16(入隊日時5/11-15時) 人員 15名 宿営地 宮城県・東松島市(赤井公民館-分館)
今後とも、福岡教区として、被災地の情報を集めるとともに、本部の指示を仰ぎながら、迅速な対応を進めてまいりますので、教区管内のみなさま方には、何卒ご理解の上、長い期間に及ぶ救援・復旧活動の上にお心寄せのほどを心からお願い申しあげます。
福岡教区として、今後とも、教区を代表して厳しい被災地で救援活動にあたる「災救隊員」が、充分な働きができますようにとの思いを込めて、去る4/4の全体会議において、「教区災救隊支援金」のお願いをさせていただきました。詳細については支部長よりご連絡いたしますので、何卒趣旨をご理解の上、ご協力くださいますようお願いいたします。
《追記》 去る3月15日、「福岡県災害ボランティア連絡会」の臨時幹事会が教務支庁において開催され、11団体の代表などから様々な提案が出ています。 連絡会の中で、災救隊隊長が出動経験豊富な過去の例をあげながら、天理教としての具体的な提案をさせて頂いています。 今後は、福岡県社会福祉協議会の動きをつかんで再協議していく事で合意しました。
尚、献血については、日本赤十字社の発表にもあるように、血液の保存がきかない事から継続的な献血の呼びかけがなされています。 教区として、来る6/5(日)「第10回ひのきしんの集い」会場(朝倉市-平塚・川添遺跡公園)において、100名の献血を実施させていただきますので、何卒ご協力のほどをお願いいたします。
私達一同、被災地の方々の一日も早い復興を祈念しながら、これからもできるだけの支援をさせていただきましょう。
天理教福岡教区「災害対策委員会」委員長 内田 陽
平成23年4月11日