福祉ひのきしん者研修会

9月2日(日)、教務支庁において「福祉ひのきしん者研修会」が開催され、71名の方にご参加いただきました。
この研修会は、昨年行われた「福祉ひのきしん者の集い」を研修会に改め、福祉ひのきしんに携わっている方の更なるスキルアップ、また、これから福祉活動に関わろうとされる方への参考にしていただくための福祉講座として開催されました。

第1講では、福岡県警少年課飯塚少年サポートセンターの係長として現場で活躍されている安永智美先生に「言葉ひとつで子どもは変わる~子どもを非行から護る為に~」と題して、先生が関わってこられた様々な事例を通して『非行少年は、不幸少年』 『居場所(家庭・学校・地域)が、一つでもあれば不幸少年は生まれない』 『子ども本来の居場所は、家庭である』 と、そして 『地域社会で皆様方の更なるご活躍をお願いします』 と話されました。

昼食時には、保護司・民生委員・里親に分かれて情報交換を兼ねた分科会を行い、午後からの第2講では、結成30周年を迎える天理教里親連盟で副委員長を務める篠田修司先生が「里親活動の勧め」と題して、第1講の現代社会での青少年の現状を補足し『現在の里親の不足を、ようぼく里親が補っていただきたい!』 と訴えられ、里親をされている教会をDVDで紹介されました。
(報告 藤井 義則)