福岡教区では11月4日、「第11回ひのきしんの集い」を開催、福岡県内の教会長、ようぼくなどが家族連れで1,363人が参加しました。
このひのきしんの集いは、平成14年の「全教一斉ひのきしんデー提唱70周年」を前にし、「地域に密着したひのきしん活動を」との、福原正郎教区長(当時)の声で始まりました。
第1回の北部ブロック会場(平成11年6月4日・北九州市立小池学園)を皮切りに、県内各地の会場で多くの教友たちが汗を流し、地域の方々に大変喜ばれてきました。
開会の挨拶で内田陽・福岡教区長は、ひのきしんの教えについて、また、ひのきしんの集いを開催する経緯について話し、続いて東日本大震災や九州北部を襲った大水害、そして高齢化社会などを上げ「教祖130年祭に向けて、日々ひのきしんを心がけ、道の仲間お互いが慎みとたすけ合いを以て身近な所から陽気ぐらしの輪を広げよう」と話されました。
その後、大勢の参加者は男女に別れ、災救隊が前もって伐採した広葉樹の枝・葉の回収や、除草作業に汗しました。作業範囲は1万8千坪で、枝10トン車70台分、草・枯葉1,200袋に及び、一手一つのひのきしんが、日本有数の松林の名勝復興と世界遺産を目指す取組みに大いに貢献したことでしょう。
最後に、鍋山善嗣・実行委員長(西海大教会会長)は、たすけられる側とたすける側の区別なく、心一つで誰もが助け合えることがお道のたすけ合いの姿で、それを親神様・教祖はお喜び頂けると話した後「世の人々に、お道の素晴らしさ、陽気ぐらしを教え広めるために、これからもひのきしんの集いを続ける決心であります」と、決意を述べられました。
大勢の教友は、また来年集いでひのきしんに励む日を楽しみに、会場を後にされました。