9月1日、福岡教区福祉部では、多田薫(福岡児童相談所判定課長)、林田覚(田川児童相談所児童心理司)両氏を講師に迎え、「福祉ひのきしん者研修会」を開催しました。
対象は教誨師、保護司、民生児童委員、里親、支部福祉担当者、保育士、子育て中の母親、福祉に関心のある方々。当日は悪天候にもかかわらず、受講者80名、スタッフ25名、託児30名の計135名の参加をいただき、この分野に対する関心の高さが伺えました。
コモンセンス・ペアレンティングとは、子どもとのコミュニケーションの取り方やしつけの方法を、具体的で分かりやすい事例を通して繰り返し学習する行動療法に基づくプログラムです。
午前の講義の後、子どもの行動の例(映像)を通して、分かりやすいコミュニケーションのロールプレイを行い、注意、もしくは褒めることを学びました。午後からは映像を見て、どんなふうに子どもを褒めるか、望ましい行動を分かりやすく表現し、子ども側に立って理由を記述式ロールプレイを使って学ばせていただきました。
参加者の皆さんは熱心に受講され、特に子育て中の若いお母さん方は、大変勉強になったと感じ入られた様子で、強く印象に残りました。