8年前に手配り活動をスタートした戸畑支部(長畠博一支部長)では、教区から「TASUKEプロジェクト」が提唱されたのを機に「手配り率100%」を目標に掲げた。これを受け、15人ほどの手配りひのきしん者たちが、それぞれの担当地域の購読者宅を訪問するなど、コツコツと手配り先の掘り起こし作業を進めた結果、今年2月現在の手配り率は約95%まで上昇。直送は4軒のみとなっている。
支部手配り責任者の馬越良夫さん(46歳・汐井崎分教会長)は「北九州市戸畑区は4キロ四方と比較的小さい範囲で小回りが利くこともありますが、何より管内の教会や布教所の皆さん方の協力のおかげで順調に手配り率が上がっていて、ありがたい限りです。今後も1軒ずつ働きかけていき、なんとか100%を達成できれば」と話す。
取材日は、2月の支部例会日。会場の汐井崎分教会に集まった教会長夫妻、布教所長、ようぼくの多くが、手配りひのきしんに携わっているという。この日は、支部内の信者宅に3月の「ひのきしんの集い」や10月の「教祖130年祭福岡大会」の案内状を配布するための担当区域の振り分けも行われ、一同は和気あいあいとした雰囲気で作業を進めた。藤本修一副支部長は「手配り先の方には、時報と一緒に案内状を手渡ししてもらえれば」と。例会後には、今年から始めたという会場担当教会周辺の神名流しにも取り組んだ。