福岡教務支庁を会場に毎月一回開催される基礎講座・福岡会場は、北海道、東京に続いて開設された3番目の教区会場。平成17年6月5日に開講以来、毎回多くの受講者をお迎えし、5月10日の講座で丸10年を数えた。
初夏の陽気となった当日午前、講座を前に「開設10周年記念セレモニー」を開式。仲野芳行教化育成部長から「基礎講座はおぢばへの入口。にをいがけ・おたすけの身近な手立てとして、これまで以上に講座を活用されることを大いに期待しております」との祝辞をいただき、内田陽教区長は「教えを身近に感じることができる基礎講座を、にをいがかかった人はもちろんのこと、足が遠ざかっているようぼく・信者の掘り起こしのうえにも是非ご活用いただきたい」とあいさつ。続いて上映されたビデオでこれまでの歩みを振り返り、中隈禎昌運営委員長の「開設の元一日を忘れず、福岡会場の更なる飛躍を目指して、おたすけの心・おもてなしの心ででつとめていこう」との力強い言葉で閉式した。
午後は、上田禮子おやさと会場講師をお迎えしての第120回記念講座。「おぢば行きの幸せ探しの旅」と設定された講座は、ビデオと講師のユーモアを交えた分かりやすい講話で満席の会場は終始温かな雰囲気に包まれた。
この日の記念講座には開設以来最多となる110名が来場。なかには、駅前布教で講座に案内したナイジェリア人や福岡市議会議員の姿も見られた。また、開設10周年に際して庁舎内には10年間のポスターを展示、併せて記念誌も発行された。