福岡教区道の教職員の集いでは、第43回総会を6月21日(日)、10名の参加のもと、教務支庁を会場に開催いたしました。
午前は総会行事を行い、本部よりお越しいただいた山下幸司 運営委員(天理高校第二部教諭、さおとめ寮長)の講話をいただき、天理高校二部生が早朝から夜遅くまで厳しいスケジュールの中、「明るく、元気に勇んで」をモットーに生活していること、また、それを支える寮の方々が教祖にお喜びいただく心で親身にお世話取りされていることをお話しいただきました。最後に「『心の教育』とは、自分の周囲に感謝の心が持て、人にたすかってもらいたいと思える心になるように、人のために祈ることの素晴らしさを教えることだ」と結ばれました。
午後は参加した2名の先生が体験発表。初めに三浦千枝先生(中学校勤務)が、教職員として勤めながら神様のご守護を実感した体験や、2度の修養科を通して、教員としてがんばってみようという心になったこと、そして生徒や保護者と悩みを共有していくことが人だすけになり、どうにかして生徒や職場にお道の精神を伝えていきたいと述べられました。
次に河島健治先生(福岡県教育庁勤務)は、教会長である父の言葉を指針に、大変な仕事も「やりがいがある」と前向きに受けとめることや、「声は肥やし」で、声かけが子どもを育てること、また、トイレの徹底的な掃除を通して、感謝の心が養われること、「お互い様」「お陰様」と謙虚に、「ハイ」と素直に受ける中で、「なるほどの人」として多くの人とのつながりが持てていることなど、実践をもとにした話をされました。
その後、参加者も近況を発表するなど色々な話を聞くことができ、充実した会となりました。