教区少年会は5月1日(火)、教区例会に出席した主事、支部長、各会関係者など、およそ100名を対象に少年会本部副委員長 諸井道隆先生(山名大教会長)を講師にお迎えし、「育成講習会」を開催しました。
先生は「日々に陽気ぐらしを実践し、その喜びを子供たちに伝えよう」との少年会活動方針をもとに、重点項目の「教会おとまり会、教会こども会の全隊実施」「支部ひのきしん活動の実施と家族ぐるみの参加」「わかぎ育成の強化」の3点について、ご自身の経験を織り交ぜながら、諄々とお話しくださいました。特に「後継者講習会」受講者の感想などを紹介し、「子供たちに陽気ぐらしの大切さ、素晴らしさを伝えようとするならば、我々大人が実践してその喜びを味わって、味わったことを伝えていかなければ伝わることも伝わらないのではないか」と、陽気ぐらしを実践することの大切さを分かりやすくお話しくださいました。
また、わかぎ(中学生)の育成の重要性にも触れられ、少年ひのきしん隊をはじめとするわかぎ育成行事への参加を促すとともに、わかぎを育成するスタッフ(カウンセラー)を充実させることの重要性についてもお話しくださいました。
最後に、今年の春季大祭の真柱様の神殿講話における、昨年7月のかんろだいのふしについての「お互いの心のつなぎが欠けているとお知らせいただいたように思うのであります。これは一手一つになれとのお仕込みだと感じたのであります」とのお言葉を引用され「子供たちの育成についても、少年会に限らず少年会からようぼくに育つまで、いろいろな立場の方が協力をしてつなぎ合い、つとめることによって成し遂げられることではないかと思います」と述べられ、育成講習会のお話を締めくくられました。
(報告:田代元治)