12月2日(日)、福岡教務支庁を会場に第55期福岡教区学生会おつとめまなび総会を開催しました。
今回は前日から学生会のスタッフが教区に宿泊し、調饌から直会準備、祭儀式の練習と努めてくれました。祭文も学生会委員長の思いを紡いで作成しました。横幕も今回参加してくれた未信者の書道の段持ちの子が書いてくれました。今まで練習したことがないお役を練習して来てくれる子もいました。また、参加してくれた子の中にギプスをつけていて、鳴物が急遽つとめられなくなった子もいましたが、それでも来たいと言って参加してくれました。前もって、身の周りの困っている人、悩んでいる人、苦しんでいる人を探し、人のたすかりを願うおつとめをつとめさせていただこうと申し合わせしていましたが、それでも当日まで見つけられない子も居たかも知れません。でも、その子の存在でお願いするべき相手をみんなが見つけてくれたと思います。本来、形を合わせる方がはるかに簡単なのかもしれませんが、人のたすかりを願うことで心を一つにおつとめを真剣につとめている姿に胸が熱くなりました。人の優しさに触れることのできるおつとめになったと思います。
福岡教区学生会は春学動員100名を目指しています。今回集まった47人の学生が1人おぢばに連れて帰れば、決して無理な数ではありません。そんな思いが強くなる良い総会でした。(報告/福岡教区学生担当委員長・門田 治)