教区少年会は5月1日、少年会本部副委員長・西田伊作先生を講師にお迎えして、育成講習会を開催。教区例会に出席した主事、支部長、各会関係者など、およそ100名が受講しました。
先生は、子どもたちに信仰の喜びを伝える「縦の伝道」の重要性を諄々とお話しくださる中で「もう道というは、小さいときから心写さにゃならん。そこえそこえ年取れてからどうもならん」(33・11・16)とのおさしづの一節を引用され、特に小さい子どもに信仰の喜びを映していくことの大切さを、ご自身のお子さんとのエピソードを織り交ぜながらお話しくださいました。
また、少年会創設当初の「皆さん方には、親に代わって親の因縁を納消し、親の徳を伸ばしていくように、一手一つに協力する。親の目の届かないところに、そのつとめを進めていくというのが少年会としての使命であるとお考えいただきたいのであります」との二代真柱様のお言葉を紹介され、育成者としての心構えを改めてお話しくださいました。さらには、少年会の創設から現在に至るまで、多くの先輩方の「どうすれば子どもたちに教えを分かりやすく伝えられるか」との思いから様々な創意工夫が施された技術・ノウハウ(道の子のうた・紙芝居・パネルシアターなど)の素晴らしさを話され、こうしたものも少しでも知って活用していただきたいと述べられました。
また、わかぎ(中学生)の育成の重要性にもふれられ、中学生という心も身体も大きく成長する時期だからこそ、少年ひのきしん隊をはじめとするわかぎ育成行事への参加を促し、教えを伝え身に付けさせることが大切であると述べられ、最後に今年の少年会年頭幹部会における内統領先生の挨拶の中から「教祖の教えを素直に伝えること、一手一つに心をそろえて育成に掛かること、喜び勇んだ姿を子供たちに見せること(中略)これがお道の信仰生活の中で、どの場面においても大切なことだと思うのであります」とのお話を紹介され、先生ご自身も「勇んで、そして素直に、そして一手一つに、この縦の伝道、子どもに信仰の喜びを伝える御用に励ませていただきたい」と述べられ、お話を締めくくられました。(報告 田代元治)